北欧風の落ち着くダイニングスペースづくり

北欧風の家具が好まれるわけ

北欧風家具の多くは、天然木とホワイト、グレー、グリーンなどの柔らかいカラーの組み合わせでできています。
その色が木そのものの色であったり、北欧の風景を構成する色であったりすることが、心を落ち着かせることにつながっています。
この心を落ち着かせてくれる雰囲気が日本人に好まれており、リビングやダイニングといった生活の中心となる場所に北欧風の家具が選ばれています。
そんな北欧風の家具選びと北欧スタイルの空間づくりに役立つ４つのポイントを紹介します。

1.天然木のテーブル・チェアをそろえよう

天然木をつかったテーブルとチェアをそろえることで、より落ち着いた統一感のあるダイニングスペースになります。アイアンを使った家具などもおしゃれな印象を与えてくれますが、温かみのある雰囲気を出してくれるのはやはり天然木です。金属製品を極力入れずに天然木とファブリック素材の家具のみで構成しましょう！

2.アクセントカラーを決めよう

天然木のベージュ、ホワイト、グレーとナチュラルカラーで全体の雰囲気をそろえた中に、カーキやブラウン、優しいブルーやオレンジなどのカラーを少し取り入れることで、少し寂しい雰囲気から温かみが加わりリラックスできる空間になります。チェアの座面がカーキのものを選んだり、クッションや小物、カーテンなどで少しカラーを入れるだけで雰囲気は変わります。

3.壁面や飾り棚にはビビッドなカラーを！

北欧フィンランドの有名アパレルブランドのmarimekko/マリメッコのデザインにもピンクやオレンジなど、ビビッドなカラーを配色した素敵なデザインが多くあります。北欧風のスタイルにはビビッドなオレンジやピンク、レッドなどがよく似合うので、ビビッドなカラーを配したアートボードや小物などをかざることでより一層、北欧風のスタイルに近づきます。

4.最後はやっぱり緑を加えて

リラックスする空間には、やはり植物の緑がほしいところ。ハンギングして壁面に吊るしたり、テーブルの上に植物を置いて、癒やしスペースをつくりましょう。リビングダイニングのお部屋であれば、大型の観葉植物などを配置することでアクセントになります。鉢などもお部屋の雰囲気に合わせて、ホワイトやベージュなどをセレクトするとお部屋に馴染みます。